ウレタンはウレタンでも・・・

今日は塗料のお話です。

見積書で「ウレタン塗料2回塗り」や
口頭で「ウレタン塗料を塗ります」なんて言われても
普通はよくわかりませんよね ^^;
ウレタンってどうなんだろう?とインターネットで調べてみると
シリコンよりはグレードが下だけど、○年ぐらいもつのかな
なんていろいろ情報が出てきます。

ところが、“ウレタン” 1つとっても
水性ウレタン、油性1液ウレタン、油性2液ウレタン…とありまして
それがメーカー毎にあるわけです。
正直、数あるウレタン塗料の中でどれが一番いいか?と聞かれても
全メーカーのウレタン塗料を試すのは不可能に近いのでわかりません。
(さらに、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素…と
 たくさん種類があるので余計にわかりづらいのです)

その中で確実に言える・・・うちの1つは
油性1液より、油性2液の方が良いということ。
水性はちょっと目的が違う(環境配慮とか)ので別とします。

例えば大手塗料メーカー『日本ペイント』の油性1液ウレタンは使用上の注意で
「1液ウレタン~~~は化粧用塗料です(要は着色のみです)
 耐摩耗性~~~はありません」
と、ちゃんと書いてあります。
つまりは人が触るようなところに使うと、すぐはげちゃうよってことですね。

ですが、多くのペンキ屋さんはそんなことも知らずに・・・
いや、知っての上か、1液のウレタン塗料を使います >< それに比べ2液は硬化剤という固まる添加剤を入れますので 耐候性(保ち)がとても良いのです。 とあるまじめなペンキ屋さんが「うちは2液を使うよ」と話したところ それじゃ10年もっちゃうじゃない!・・・と言われたそうです ^^; もちろん当店は10年保つように施工していますので 使うのは当然2液のウレタン。 もし塗装工事現場を見る機会がありましたら、 そんな所を注目してみるのもいいかもしれません。

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