2色塗り分け塗装

外壁材の作成技術向上により、素晴らしいデザインの
外壁材を使用した住宅が多くなってきました。
主にはサイディングと呼ばれる外壁材なのですが
2色に限らず、多彩(多色)模様の外壁材があります。

これらの外壁材の場合はクリアー(透明)塗装をして
色あせや汚れから守ってあげるのが
主なメンテナンス方法となりますが、タイミングが遅れ
一度色あせてしまうと元の色を復活させる事はできず
クリアー塗装ができなくなりますので
色の付いた塗料を塗る必要が出てきます。

この時、取れる方法は大きく2つあります。
以下はタイル調サイディングの2色塗り分け例です。

A.1色で塗りつぶす。↓こんな感じです。
P3110326

B.2色で塗り分ける。↓こんな感じです。
P3110319b

目地(メジ)と呼ばれる縦横のラインに線が入っているかいないかの
小さな違いですが、出来上がりを見ると大きな違いがあります。
その違いを説明するよりも見ていただいた方が早いのですが
1色塗りの「キレイになったわ~♪」というのにプラスして
2色塗りだと「新築になっちゃった!」という感じが加わります。
(この違い、うまく伝わるでしょうか?)
P3110324

もちろん「塗り分ける」という手間が増えるため
塗装料金も上がる事になりますので
予算というとても重要な点が絡んでくるのですが
一度塗装をすると約10年はそのままですから
塗り替えの際はぜひ塗り分け塗装もご検討いただけたらと思います。


※ 塗り分けという手間が大変なので
ペンキ屋さんによっては事前に何の説明もなく
選択肢すら与えてくれません。
塗り分けを希望する際は、見積もり段階から相談しましょう!


その他、2色塗り分けに関する記事はこちらのブログもご覧下さい。
「2色塗り分け」